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横山光昭氏直伝!年収200万円からの貯金生活メソッド 毎月少額からできる資産形成 パート2

今年は2月半ば過ぎから、新型コロナウイルスの影響で世界的に株価が大きく下がりました。年初2万3000円以上だった日経平均株価が、一時は1万6000円台。資産形成目的で長期・分散・積立の投資をしていた方々も、自分が保有する商品の評価額を見て、不安に思ったようです。「一度、売却すべきでしょうか?」「現時点で100万円以上の損失です」「投資で儲けようと思ったこと自体反省です」という声が聞こえ、「やはり投資はあぶない」「やっていなくてよかった」と思っているという話も聞きました。ですが、緊急事態宣言が解除されて1か月ほど経過した今、株価はかなり戻っています。今となっては「あの時に買い増ししていれば」などという人もいるほどです。

インデックスファンドが初心者にはおすすめ

投資に詳しくなくても取り組みやすい投資の始め方として、私は投資信託のインデックスファンドを積立投資することをお勧めしています。数千円程度の少額から始められ、長期・分散・積立の投資に向いています。「長期」は投資期間のことですが、単に時間だけではなく、時間と共に膨らむ「複利の効果」を期待しています。複利は利息にも利息が付くので、時間が経過すればするほど有利です。つまり、時間を味方につけた投資をします。「分散」は国内外の株、債券といった投資対象(資産・銘柄)、地域(国)や通貨、そして購入する時間を分散することです。異なる値動きをするものに分散して投資をし、価格変動のリスク(不確実性)を軽減させることを狙います。また「積立」は、少額で始められるということもありますが、購入のタイミングを分けることが目的です。投資信託の価格は「基準価額」といい、一日に一度決まります。1つの投資信託には株や債券など数百から数千の銘柄が含まれており、それらの時価評価や利息、コストなどにより日々変動しています。購入タイミングを分けて一定額を購入すると、高い時には少なく、低いときに多く購入するなど、購入量の調整ができますから、長い目で見ると購入価格が平均化されます。短期的な急な値下がりなどが生じても、それによる損失を軽減することが可能になるのです。

株価の乱高下にも対応できる投資

このように、長期・分散・積立の投資は、株価が乱高下しているときにも対応できる投資なのです。今回のような経済的ショックといえる事態が起こることも想定内。長期間投資をしていると、数年に一度、経済がダメージを受けるような出来事が起こることが当たり前です。記憶に新しいところでは、2008年のリーマンショック、2011年の東日本大震災などがありました。この時も株価は下がり、景気は悪くなりましたが、コロナショックの直前まではそれを思わせないほど回復していました。

経済状況によって慌てないことがポイント

経済は時間がかかっても回復します。ですから、経済状況が悪くなり、自分の保有している投資信託の評価額が下がっていたとしても、不安だからと慌てて売却してはいけません。長期・分散・積立の原理原則が分かっていれば、落ち着いて投資を継続していけるはずです。そして、継続できることで、将来資産を大きく膨らませることができるのです。

  • 横山 光昭氏
  • profile

    家計再生コンサルタント
    株式会社マイエフピー代表取締役
    横山 光昭氏
    家計のマイナス面の盲点を見つけ、無理なくできる再生と貯金の方法を紹介。厳しくも依頼者に寄り添う親身な指導内容はお金の問題だけでなく依頼者の人生までも再生させ、多くの人から共感を得ている。各種メディアへの執筆、TV出演なども行う庶民派ファイナンシャルプランナー。