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横山光昭氏直伝!年収200万円からの貯金生活メソッド 毎月少額からできる積立投資

コツコツ長期投資でお金を着実に増やす

今年は物価が上がったり、円安が進行するなど、日々、経済状況が変化しています。ですから「今は投資を始めるときじゃないのでは?」と思う方もいるでしょうが、実はそうではありません。
投資には、個別株やFX(外国為替証拠金取引)等のようにリスク(不確実性)が高く、しかも労力も知識も必要だという投資と、投資信託の積立のように、手間をかけず、コツコツ長期間続けることで、あまり知識がなくても無難な成果を出す投資の2タイプがあります。
投資初心者や、家計の資産を増やしたいと考えている人には、後者の「手間がかからないコツコツ投資」がお勧めで、預金金利よりも高い利回りが期待でき、かつ複利の力で時間をかけるほどお金を膨らませることができます。つまり、お勧めするのは貯金を積み立てる効果もありながら、投資の要素も入るような、お金を着実に増やしていける投資です。相場に一喜一憂する必要もなく、スタート時期を意識する必要もありません。

初心者でも始めやすいつみたてNISA

こういった投資を、無理なく始められる仕組みが「つみたてNISA」です。金融庁が定めた基準をクリアした投資信託、ETF(上場投資信託)に投資ができるので、初心者でもリスクを抑え、コストの安い積立投資を始めることが可能です。投資で得られる利益つまり運用益に約20%ほどの税金がかからないので、増えた分が丸々利益として受け取れます。
ただ、いつまでも、いくらでも非課税で投資できるというわけではありません。1月1日~12月31日までを1つの非課税投資枠の期間としており、その間に投資できる金額は40万円までと決まっています。そして、非課税で運用できる期間は20年間。これを2042年まで利用することができます。来年から始めても、40万円を20年間積み上げ(2022年の今年分も含めると21年)、最大800万円まで非課税で運用できます。今後、制度変更がある可能性もありますが、非課税運用に加え、複利の効果も考慮すると、メリットの大きな制度です。
1年間で利用しなかった非課税投資枠は、その枠の有効期間が過ぎると使えなくなります。翌年に持ち越すことはできません。このような事例があるので、投資に慣れている人は枠を余すことなく使おうとしますが、初心者はそこまで頑張らなくても大丈夫。家計から無理なく出せる金額、例えば、3,000円とか、5,000円とか、何かを節約すると作れそうな金額からで構いません。

貯金増やしつつ投資 何より行動が大切

ただ、万が一の時に生活を守るための「貯金」も必要。もし、貯金がない人は貯金を中心にしてその一部をつみたてNISAに回すなど、貯金を増やしながら投資もするように検討しましょう。
つみたてNISAでは金融機関選びに迷うかもしれません。過剰な勧誘がなく、手数料も安いネット証券もお勧めですが、助言がないと行動に移すのが難しい人もいるでしょう。その場合は、身近な金融機関に相談されるのもよいと思います。投資できる商品は決まっていますから、まずは行動することも大切です。

  • 横山 光昭氏
  • profile

    家計再生コンサルタント
    株式会社マイエフピー代表取締役
    横山 光昭氏
    家計のマイナス面の盲点を見つけ、無理なくできる再生と貯金の方法を紹介。厳しくも依頼者に寄り添う親身な指導内容はお金の問題だけでなく依頼者の人生までも再生させ、多くの人から共感を得ている。各種メディアへの執筆、TV出演なども行う庶民派ファイナンシャルプランナー。